2007年06月12日

失敗事例に学ぶソーシャルメディアマーケティング

人気PRブロガーであるBL Ochman女史が、
Wal-Mart、Sony、Dellなど米国ソーシャルメディアマーケティングの
有名な失敗事例をまとめていたのでご紹介

What Kills a Social Media Campaign (iMedia Connection)
070604_473x262.jpg


ちなみに、Wal-MartやSonyの事例は日本でも有名ですが、
Fordの事例は知らなかったです。


・・・Fordでは「Bold Moves」というマルチメディアキャンペーンを展開し、
「いまFordで起きていること」をテーマに30のビデオエピソードを紹介。

最終的に消費者をサイト内のコミュニティーに参加させ、巻き込むことで
Fordの取り組みを理解させることが目的だったのですが、
結果はというと・・・

And they did… in a big company, old media, ad-agency's-idea-of-social-media-marketing sort of way. What they produced, in 30 episodes, is an advertorial with little or no solution to Ford's dismal problems. The response? A great big yawn from blogs and mainstream media alike.

彼らがやったことというのは、大企業的で、オールドメディア的、広告代理店の
思いつく(一方的)マーケティング手法である。
30のエピソードで彼らが創り上げた作品は、Fordのネガティブな問題に言及しない、
あるいは解決策を提供しない、単なる編集広告(アドバトリアル)にすぎなかった。
その結果、ブログやメインストリームメディアから大反発を招いた。

ということで、消費者に対する誠実さを欠いていたことが
最大にして直接の失敗原因だったようです。


成功事例としては、宅配 DVD レンタルサービス会社 Netflixによる
『Netflix Prize』キャンペーンや、レゴブロックとコンピュータを使って
ロボット工作とプログラミングを体験する学習教材Lego Mindstorms による
消費者参加型コミュニティー「NXT LOG」
など。

【参考】Netflix、映画推薦システムの向上者に賞金100万ドル(japan.internet.com)


【参考】レゴ マインドストーム公式サイト(日本版)

紹介されている事例はいずれも有名なものばかりで
真新しさは無いですが、コンパクトにまとめられていて読みやすく、
サラッと米国ソーシャルメディアのトレンドを知るには参考になります。
posted by Yahnny at 00:30| Comment(1) | TrackBack(0) | マーケティング・PR | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月05日

「経済広報」掲載記事がアップされました

先日ご紹介した「経済広報」の執筆記事ですが
PDFがアップされたようです。

経済広報【2007. 5月号】No.333


ご興味ある方はどうぞ♪
posted by Yahnny at 23:00| Comment(0) | TrackBack(0) | マーケティング・PR | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ミニブログ「Twitter」模倣サイトが中国で増殖中

国営の遊園地が、ミッキーマウスやドラえもんそっくりなキャラクターを
堂々と使用するなど模倣がお家芸の中国ですが、ネットの世界でも
同じようです。

China Web2.0 Reviewによれば、このところ
Twitter の模倣サイトが中国で急速に増えているとのこと。

Popwuが最初にTwitter的なサービスを開始したのを皮切りに、
最近では以下のようなサイトが登場したそうです。

Jiwai.de
jiwai_logo.gif

Fanfou
fanfou_logo.png

Atnote
atnote_logo.png

Jiwai.de と Fanfouに至っては、ユーザーインターフェースまで
Twitterと全く同じ。.他のサイトも似たようなものです。


China Web2.0 Reviewでは
Will they become successful in local market as Twitter is globally? It is not easy, because the key success factor of Twitter is not its features but how it attract enough users to generate network effects, but most of early adopters may have been users of Twitter. Anyway, bridging language gap will provide opportunities for them, which one can successfully inspire viral marketing would be critical.
とし、「Twitterの成功要因は機能自体ではなく、ネットワーク外部性によるものであり、
中国の先進的ネットユーザー層は既にTwitterユーザーで他にスイッチしないだろうから
成功は難しいだろう」と見ています。


ソース:Jiwai.de and Fanfou: Twins of Twitter in China(China Web2.0 Review)
posted by Yahnny at 00:59| Comment(0) | TrackBack(0) | マーケティング・PR | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月01日

宣伝、広報、メディアに携わる人のためのデジタルマガジンPatioTalk

このところ多忙につきブログが全く更新できていないわけですが、
この度、宣伝、広報、メディアに携わる人のためのデジタルマガジン
PatioTalk にて、Yahnnys.comの記事を提供させていただくことに
なりました。
pt_banner88x31.gif
PatioTalk は、マーケティング、広告、そしてブランディングに関する最新情報を、企業戦略やメディア、広告業などに携わる専門家の方を対象にお届けするウェブメディアです。PatioTalk に掲載される情報は、プロのエディターが国内外のメディアをウォッチ、リサーチして集めて執筆、またはそれを翻訳したものです。時には、 PatioTalk が独占的に発表する最新情報もあります。
日本で海外のPR・マーケティング関連の情報が得られる
数少ないウェブサイトとしてオススメです。

ご興味ある方は是非ご覧になってみてください。

>>宣伝、広報、メディアに携わる人のためのデジタルマガジンPatioTalk
posted by Yahnny at 02:35| Comment(0) | TrackBack(1) | マーケティング・PR | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月22日

【PR業界関係者必見】Web Site Expert#12 は「ネットPR特集」

5月24日に発売される「Web Site Expert #12」の第1特集“ネットPR最前線”にて、
「海外ネットPR事情」というテーマで4ページ執筆させていただきました。

先に見本誌をいただいたのですが、体系的に“ネットPR”についてまとめられており、
本当にオススメです(私の担当パートはさておき。。。)
Web Site Expert #12
Web Site Expert #12
内容紹介
特集1は「ネットPR最前線」.PRとはPublic Relations.日本語では“広報”とも
訳されますが,本来,宣伝や販促,広告とは異なった役割を担う活動です.
そして,CGM全盛の今,ネット上の PR,つまり,“ネットPR”が注目を集めています.
本特集ではこれに焦点をあて,最新動向を追いながら,実際に活用するための
ノウハウを解説します.執筆陣は,いずれもネットPRの最前線で活躍する方々です.
公式サイト:Web Site Expert
※公式サイトには最新号の内容がまだアップされていないようです(5月21日25時時点)

そもそも、このようなIT関連誌・マーケティング誌で、これまで正面切ってPRについて
取り上げた雑誌がなかっただけに、個人的にはかなり画期的な取り組みだと思います。

こうした取り組みによって、日本でも大企業に限らず、中小企業からベンチャー・
零細企業に至るまで、「広報」「Public Relations」というものに対する理解がより
深まれば良いなと思います。
posted by Yahnny at 01:51| Comment(0) | TrackBack(0) | マーケティング・PR | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月17日

中国版"Sex and the City"?がネットで大人気

結婚適齢期の女性のライフスタイルを赤裸々に描いて
大ヒットしたドラマ"Sex and the City" の中国版?が
ただいま流行中らしい。

ソース:'Sexy Beijing' charts capital's life(CNN)

その名も'Sexy Beijing'と称する、このドラマは
"Sex and the City"の主人公・キャリーを模した
"Su Fei"が中国カルチャーにおける様々なトピックについて
Sex and the Cityのドラマさながらに、彼女のモノローグと
街頭でのインタビューを織り交ぜながら進行していくというもの。

取り上げるトピックも、

 ・中国人カルチャーにおけるクリスマスの捉え方
 ・結婚式の写真撮影はなぜ中国人の間で人気なのか
 ・北京のユダヤ人口
 ・都会と田舎の生活の違い
 ・なぜ中国人はイングリッシュネームと中国語ネームを持つのか

などなど非常に興味深いものばかり


この番組は、中国の人気サイトDanwei.org が始めた
Danwei TVのプログラムの一つで、第一回のエピソードは、
なんと50万PVを超えたそうです。

ちなみに、Danwei TVでは、'Sexy Beijing'のほかにも、
中国のメディア&ビジネス業界に関するインタビュー番組
"Hard Hat Show" なども放映しているのですが、
全て英語で制作されています。

中国という国は欧米メディアでは、とかく堅苦しいイメージで
描かれるので、より身近なイメージに変えたい、というのが
その狙いだそう。



しっかし、キャリー、似てねー(笑)
posted by Yahnny at 02:00| Comment(0) | TrackBack(0) | マーケティング・PR | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月08日

明日(8日)の「クローズアップ現代」は必見ですゾ

NHK「クローズアップ現代」が明日の放送分で
ブログマーケティングを取り上げるようです。

“カリスマ”続々登場!ブログ新時代
ネット社会で新たなカリスマが続々と登場、注目を集めている。アクセス数が月に数万を超えるブログの書き手『アルファブロガー』と呼ばれる人々だ。内容は経済分析から書評、時事・芸能ネタなど様々。自由な立場で書く、本音の情報が信頼を集めている。ブログがきっかけで、プロの経済コメンテイターや大学講師になる人まで現れた。一方、ブロガーに自社製品の宣伝を期待する企業も増加、一部で混乱も起きている。ネット社会の最前線を追う。

僕の印象だと、
今年1月にNHKスペシャルがグーグルを取り上げて話題になったように、
NHKが取り上げる=全世代的な社会現象として市民権を得た、
みたいなイメージがありますね、なんとなく。

さてさて、NHKはどのような切り口でブログマーケティングに迫るんでしょうか。
posted by Yahnny at 00:28| Comment(3) | TrackBack(0) | マーケティング・PR | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月07日

PR業界関係者必読!?「新聞の時代錯誤―朽ちる第四権力」

「新聞の時代錯誤―朽ちる第四権力」

日本経済新聞社を内部告発し、鶴田卓彦社長(当時)の
解任動議を起こし話題となった、大塚将司氏の新刊。

あとがきを引用すると
日本の新聞業界は“言論の自由”という錦の御旗のもとに戦時下の言論統制時代の経営形態、つまり“1940年体制”を温存している唯一の業界であり、それがコーポレート・ガバナンスと無縁の存在にしている最大の原因なのだ。

と氏が書いているとおり、日本の新聞業界がコーポレートガバナンスという観点でいかに遅れているか、特に、日本一の経済紙として、企業に対して声高に「グローバルスタンダード」「コーポレートガバナンス」を提唱している日本経済新聞が、いかに組織として金属疲労を起こしているか、鋭い論評を展開し、バッサバッサ「切り」まくっています。

「日経新聞の黒い霧」「スクープ 記者と企業の攻防戦」に続き、大塚氏の著書を読むのはこれで三冊目ですが、マスメディアというものを学ぶ上で、紋切り型ではなく現場の記者・役員・トップ・・・各個人がどのような論理・政治のなかで動いているか深く知ることができるという点で非常にお勧め、PR業界関係者は"must read"でしょう。

「新聞の時代錯誤―朽ちる第四権力」続きを読む
posted by Yahnny at 02:16| Comment(0) | TrackBack(0) | マーケティング・PR | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月03日

「経済広報」5月号掲載

財団法人経済広報センターが発行している広報専門誌「経済広報」にて、
「企業広報の対象としてのブロガー」というテーマで4ページ執筆させていただきました。

経済広報 2007年5月号 No.333



書店売りしていないので、会員企業の方しかご覧になれませんが、バックナンバーは全てPDFで公開しています。
ご興味のある方は後日バックナンバーでご覧になってみてください。
posted by Yahnny at 10:07| Comment(0) | TrackBack(0) | マーケティング・PR | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月30日

クチコミマーケティング勉強会プレゼン

SixApartの河野さんが主宰しているWOM(クチコミマーケティング)勉強会にてプレゼンしてきました。

最近発表された海外ソーシャルメディアに関する調査資料を中心にまとめてます。

当日プレゼンした資料
■データで読み解く海外ソーシャルメディア動向
〜今後のブログマーケティングのヒントを探る〜

WOM_studygroup.jpg

当日の模様はこちら


そのほかに、有名ブロガーの村山らむねさんとかXross-Media Commerce
のtakさん
などもプレゼンされていたのですが秀逸な内容で大変勉強になりました。

(らむねさんのプレゼン)
■気持ちのいいクチコミを求めて。つまり今はちょっと気持ち悪いから


(takさんのプレゼン)
■The Verge of WOM〜Beyond the Pay Per Post〜
posted by Yahnny at 05:13| Comment(1) | TrackBack(1) | マーケティング・PR | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月24日

CGMに存在する「1パーセントの法則」?

Web2.0といえば、CGM(消費者参加型メディア)の代名詞のように言われていますが、実際に“参加”している消費者は案外少ないらしい。

インターネット視聴率調査会社HitwiseがWeb2.0 Expoで発表した調査によれば、
・YouTubeの訪問者のうち、映像を投稿しているユーザーは僅か0.16パーセント
・Flickrの訪問者のうち、写真を投稿しているユーザーは0.2パーセント
・Wikipediaの訪問者のうち、ページを編集しているユーザーは4.6パーセント

だという。

ソース:Participation on Web 2.0 sites remains weak(Yahoo!News)


ちなみに、Church of the Customer BlogのBen McConnellの提唱によれば、CGMには「1パーセントの法則」(サイト訪問者の約1パーセントがコンテンツを創造している)が存在するそうです。

Wikipedia founder Jimmy Wales is reported to have told a library group that month:

・50% of all Wikipedia edits are done by 0.7% of users
・1.8% of users have written more than 72% of all articles

If we also add evidence from Bradley Horowitz that roughly 1% of Yahoo's user population starts a Yahoo Group, we seem to have The 1% Rule: Roughly 1% of your site visitors will create content within a democratized community.


ソース:The 1% Rule: Charting citizen participation(Church of the Customer Blog)


なお、冒頭のHitwiseの調査では、Wikipediaだけ4.6パーセントで「1パーセントの法則」に当てはまりませんが、McConnellいわく「4.6パーセントが、新規エントリの投稿だけなのか、既存のエントリに編集を加えたものか不明確」なので、新規エントリの投稿に限れば1パーセントの法則に適合するだろうとのこと。
(ちょっと強引な気もしますが・・・)
ソース:More data for the 1% Rule(Church of the Customer Blog)
posted by Yahnny at 01:23| Comment(0) | TrackBack(0) | マーケティング・PR | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月22日

気になるbloggerの報酬、いくら?

Blogの本場、アメリカではbloggerが市民権を得てさぞ高い報酬を得ているPro-Bloggerがたくさんいると思いきや、実はそうでもないらしい。

The Boston Globeの記事によれば、数千万円台(six-figure incomes)の報酬を得ているbloggerはごく一部で、その他大半のbloggerの収入はさしたる収益を挙げていないという。

ただし、Pew Internet & American Life Projectが昨年実施した調査によれば、
... about half of all bloggers believed their words were read mainly by people they knew. Fifty-two percent of the 233 people surveyed said they blogged mainly to express themselves creatively; 85 percent said they did not blog to make money.

ということで、そもそもblogで収益を得ようという意思が無いらしい。

ただ、今後メディアの勢力図が拡散するにつれ、今後小さいが影響力のある(small but influential)bloggerグループは重要になるだろうとのこと。

ソース:Blogging for dollars (The Boston Globe)
posted by Yahnny at 23:57| Comment(0) | TrackBack(1) | マーケティング・PR | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

自社の模様をReality TV形式で公開 〜 PayPerPostのRockStartup.com〜

米国でブログPR広告サービスを展開しているPayPerPostが自社の様子をYouTubeを使ってReality TV Show形式で公開してるのを発見。

これが結構よくできてて面白い。本当のReality TVを見てるみたい。

RockStartup.com: Web 2.0 Reality TV
Join CEO and young entrepreneur, Ted Murphy, around the globe as he and his team build the Internet's next monster company, PayPerPost. The great thing for you is that you get to watch this reality tv show like a creepy voyeur. From individual team member confessionals to crash and burn meetings, you get to see it all. It's reality television unlike anything you have ever seen before.


自社のPRにはこういうのも効果的ですね。
posted by Yahnny at 10:37| Comment(0) | TrackBack(1) | マーケティング・PR | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月31日

タモリ倶楽部がバラエティ初!Googleオフィスに潜入。

■タモリ倶楽部Google Earth動画(スピードネーター)

オフィス紹介からGoogle Earthの紹介まで
Googleの完全な広報番組と化しています。

これまでGoogleと言えば、基本的に企業情報に関しては秘密主義で、
オフィスを公開したり社員・社長をメディアに露出させることには
あまり積極的でない印象を持っていたのですが。

ここ最近になって方針が変わったのでしょうか。
posted by Yahnny at 02:01| Comment(0) | TrackBack(0) | マーケティング・PR | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月30日

【海外PR】対照的なブロガーリレーションズの2つの事例

How (And How Not) To Market To Me When I'm in Blogger Mode(Whatever)より。


あるブロガーがNapsterとTowerRecordsから受け取ったメールを事例に、
企業が効果的にブロガーとリレーションを築くポイントを解説。

成功事例と失敗事例が好対照です。

▽失敗例:
1. The Salutation Sucks.
 −メッセージが画一的で型にはまっている。
2. The rhetoric is appalling.
 −表現が稚拙である。
3. It makes it appear like the client is doing me a favor.
 −ビジネスライクである。
4. Dead-eyed marketing jargon.
 −マーケティングの専門用語を使用している。
5. Inconsistent tone.
 −トーン&マナーが一貫していない。

▽成功例:
1. The marketer knows who I am.
 −ブロガーのことをよく理解している。
2. The language is good.
 −言葉遣いがシンプルかつフレンドリー。
3. The offer is to be helpful, not to do me a favor.
 −ブロガーにとって有益な情報である。
4. This pitch understands its market.
 −ブログの読者のことまで理解している。
5. This pitch isn't pushy.
 −押し売りをしない。

突き詰めれば、マスメディアの記者と一緒で、
しっかりと媒体(ブログ)を研究し、相手視点で
情報を提供することが大切ということですね。
posted by Yahnny at 02:02| Comment(20) | TrackBack(1) | マーケティング・PR | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月26日

【海外PR】“PR 2.0”ガイドブック

先日のエントリーで「プレスリリース2.0」として
紹介したSHIFT COMMUNICATIONSが
自社のホームページより「PR 2.0 Essential Guide」を
配布しています。

PR 2.0 Essential Guide(PDF)


30ページのレポート形式で
RSS、ブログ、ポッドキャスト、Wiki、SNS、
ソーシャルブックマークなどのWeb2.0的な
ツール・サービスをPRに活用する方法が
記載されています。
posted by Yahnny at 02:21| Comment(0) | TrackBack(0) | マーケティング・PR | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【国内PR】今日の気になるニュース

「JIN BN」から2つのニュースを紹介。
前者はメディアトレンド、後者はPR事例です。

■主婦の友、小学館 電子雑誌に参入(JIN BN)
電子雑誌の発刊が本格化してきた。小学館は紙と同じ料金・体裁で、
雑誌の内容をウェブで配信するほか、主婦の友社のファッション誌「ef(エフ)」は、
内容をウェブにすべて移行して、紙媒体での発行を取りやめた。
「雑誌は画面で読む」がフツーになる日も近そうだ。

■ドコモPR用「SNS」 10日で「炎上」(JIN BN)
NTTドコモは2006年6月12日深夜、大手SNSのミクシィ(mixi)で
「プッシュトークです、どーぞっ!」というタイトルのコミュニティー(コミュ)を開設した。
新サービス「プッシュトーク」について理解してもらうのが目的だ。この「コミュ」は、
ミクシィが広告プログラムとして提供している「公認コミュニティ」として開設された。
だが、わずか10日後の6月23日に、閉鎖に追い込まれてしまった。


「ef」が紙〜ウェブ媒体に移行するのは知りませんでした。
かなり大胆な取り組みですが、どうやって収益化するんでしょうか。
とりあえず会員登録してみようかな。

■デジタルef


ドコモの事例は典型的な駄目なPRパターンですね。
以前東京三菱銀行のブログが話題になるも
担当者がコメントやトラックバックに一切反応せず
反感を買ったケースに似ています。
posted by Yahnny at 02:18| Comment(0) | TrackBack(1) | マーケティング・PR | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月25日

1996年当時の企業Web

digg.comで見つけた記事。これはすごい。。


Corporate Websites from 1996


たった10年でこんなにインターネットは進化したんですね〜。

posted by Yahnny at 02:11| Comment(4) | TrackBack(0) | マーケティング・PR | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月24日

ブログのワイヤーサービスが登場

欧米では「ワイヤーサービス」と呼ばれる、
企業のプレスリリースを国内外のメディアに対して配信できる
広報通信サービスが普及していますが、
その“ブログ版”とも言うべきサービスがスタートしました。

▽WeblogWire
http://theweblogwire.com/

通常のリリースは99ドル〜、動画リリースは149ドル〜
配信できるとのこと。

今後普及するかどうかのポイントは、
どれぐらいのブロガーに対してリーチできるのか、
また、どれくらい影響力のあるブロガーにアプローチできるのか、
という二点でしょう。
(WeblogWireのページを探しましたが記載されていませんでした)

ソース:Press Release Feeds Through theWeblogWire(InterAdvocacy)
posted by Yahnny at 01:13| Comment(0) | TrackBack(0) | マーケティング・PR | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

プレスリリース2.0?

渡辺千賀さんの「On Off and Beyond」からのトラックバック。
SHIFT社が考案した“SOCIAL MEDIA PRESS RELEASE”

企業ロゴや写真素材・人物プロフィール資料・動画のダウンロード
といった既存のプレスリリースにインタラクティブな要素を付加したのに加えて、
del.icio.usへの登録ボタン、RSS フィード、テクノラティのページ
へのリンク等云々Web2.0的な技術を取り入れています。

まあ誰でもできると言えばできるんですが、
アメリカのプレスリリースは完全にフォーマット化されていて、
ソーシャルメディアの広がりとは裏腹に旧態依然としているので、
非常に新鮮味を感じます。

今後このフォーマットが普及するかどうかは、かなり微妙ですが、
少なくともSHIFT社の企業PRに一役買ったことだけは間違いないですね。

▽「ソーシャルメディアリリース」フォーマット
http://www.shiftcomm.com/downloads/smprtemplate.pdf

▽SHIFT社のリリース
http://www.shiftcomm.com/Web20Releases/5232006.html
posted by Yahnny at 01:07| Comment(1) | TrackBack(0) | マーケティング・PR | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする