朝8時45分にBowelyとCanal stの間にある旅行代理店の前に集合し、ツアーバスに乗って一路ナイアガラへ。思ったよりバスがキレイだったので、一安心。乗客は9割方中国人。残りはコリアン、台湾人、日本人(俺ら)など。欧米人は皆無。最後の夏休みなのか、家族連れが多い。で、いきなりサプライズだったのが、バスに乗って間もなく、ツアーで訪問する施設の入場料をまとめて徴収されたこと。一人当たり86ドル。ナイアガラ・トロント含めて7ヶ所の施設を訪れるらしい。ていうか、旅行代金が他の日系・米系旅行会社に比べて三分の一以下(98ドル)でどうも安いなーと思ったけど、そういうことだったのか。
それはさておき、ニューヨークからナイアガラまで、途中適当に休憩や、どうでもよい美術館鑑賞(Corning Museum of Glass)を挟みつつ、結局20時頃にナイアガラに到着。ナイアガラの滝はアメリカとカナダの国境にあるんだけど、主要な観光施設やアトラクションはカナダ側にあるため、ここで入国審査を受ける。
入国審査終了後、ナイアガラの滝を一望できる「Skylon Tower」へ。赤や黄色にライトアップされたナイアガラの滝はとても幻想的。

しかもラッキーなことに、花火まで鑑賞することができた。聞くところによると、8月末から9月上旬までの毎週金曜日は花火が打ち上げられるそうです。日本の花火大会で、最後の締めで「ナイアガラ」って花火があるけど、まさか本場のナイアガラで花火を見るとは思わなかったよ。
その後、ホテルへ。旅行会社では「4つ星級のホテル」と聞いていたのに、ちゃっちいモーテルでガックリする。とりあえずバスの長旅で疲れたので、しばし休憩の後、ホテル近くにあるカジノへ行こうという話に。
が、しかしここで問題発生。中国人のバスガイド曰く、同行のタイ人の女の子(以下タイ人)が「入国審査で提出した書類に不備があるので、念のためもう一度入国審査を受けた方が良い」とのこと。ということで仕方なく、タイ人とバスガイドは再度入国審査所へ。俺と日本人のダンサーの女の子(以下ダンサー)は、ホテルで待機。しかし、待てど暮らせどタイ人から連絡が来ない。30分ぐらい経過したところで、いよいよ心配になってきて、何度も彼女のケータイに連絡するもつながらず。で、その30分後にようやく彼女から電話が。「今カジノの近くのデニーズでご飯を食べている。ホテルまで戻りたくないので、こっちまで来て」とのこと。入国審査での書類不備については、大した問題にならず30分程度で解決したらしい。おいー!だったら、さっさと連絡しろよ!みたいな。
ここで、ダンサーとタイ人の関係に、ちょっとした亀裂が生じることになる。
で、慌てて身支度を整え、デニーズにて合流。
カナダのデニーズ↓

タイ人の彼女は我々の心配を他所に楽しそうに中国人のバスガイドとご飯を食べてました。これまでの不満はさておき、俺とダンサーもちょっと小腹が空いていたので、少しシェアして食べさせてもらう。しかし、会計の段になって、タイ人が中国人ガイドに対して「食事にまで付き合ってくれて申し訳ないので、私がご馳走します」と切り出した。中国人ガイドも、最初は「いいよいいよ。私が払いますよ」みたいなことを言っていたものの、最後は中国人らしく「じゃあ遠慮なく」みたいなノリでちゃっかり同意。
そして、タイ人は「会計をうちら(俺、ダンサー、タイ人)でシェアしよう」と言う。これにキレたのがダンサー。彼女的には、タイ人と中国人の残飯をつまんだだけだし、ガイドへの義理もないのに、なんでフルプライスを払わなければいけないんだ、ということらしい。結局、俺が間に入って、タイ人は会計の半分。そして残りの半分を俺とダンサーでシェアするということに。
ダンサーはこの一件で、完全にタイ人が嫌になってしまったようだが、とりあえず形だけ取り繕って3人でカジノへ。

人生で初めて来たけど、華やかな場所ですな。本当はディーラーの前に座ってブラックジャックやポーカーを楽しみたかったんだけど、ミニマムのエントリー料が15カナダドル、ということで腰が引けてしまい、ゲームセンターにあるようなコインゲームをしばし楽しんで帰る。俺は4ドル賭けて2.5ドルの負け。
その後、ホテルへ戻って寝ようとするも、ここでまた問題が発生。ベッドが二つあるのだが、当初はタイ人とダンサーのペアで1ベッド、俺が1ベッド使う、という話になっていたのだが、ダンサーが「床で寝る」と言い出した。どうもタイ人と一緒に寝たくないみたい。タイ人も何が起こったのかわからず、戸惑っている様子。俺が「頼むからベッドで寝て」と言っても、「床の方がcomfortableだから」という主張の一点張り。俺も次第にムカついてきて、「勝手にしろよ!」と吐き捨て、ほっておいた。もう悲しくなりますよ、ホントに。この旅行がどうなるのか心配で、ちょっと泣けてきました。
posted by Yahnny at 00:00|
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