2004年11月01日

アメリカの教育水準が高いぃ?

今日は語学クラスで、ある記事を読んでその要約と自分の感想を書くという3時間の模擬テストがあった。成績に関係しない模擬テストとは言え、やっぱり手を抜くわけにはいかず、制限時間ギリギリまでかかってエッセイを仕上げる。記事のテーマは「数学や語学など、アメリカの教育水準は他のアジアやヨーロッパ各国に劣っているにも関わらず、今日の繁栄があるのはアメリカの学校教育は創造性の開発に重きを置いているからだ」みたいなことが書いてあった。で。思うに、そもそも創造性が学校教育からしか育まれない、という前提がおかしいし、そもそも創造性って何?っていう話で、たとえ同じ教育を受けたとしても人によって、言うところの「創造性」が豊かになる人もいれば、何にも変わらない人もいるだろうし、投下した学習時間に対して、そこから得られる効果、というのが非常に見えづらい。しかも、正確な数値を持って効果測定できないところがミソで、結局、自国の教育水準の低さを正当化するだけの言い訳じゃない、なんて思うんですけど。個人的に思うには、今日のアメリカの繁栄を支えているのは悲しいかな一部の金持ちの両親の間に生まれ私立の学校でエリート教育を受けた人達であって、創造性とかそういう問題ではないような気がするんですけどね。

その後、夜の「Introduction of Corporate Communications」の授業では、"効果的なスピーチライティングの書き方"というテーマで、ゲストスピーカーを招いて講習。ある地域に精神病患者の療養施設を作る、という想定で、近隣の住民に対してどのようなスピーチを行うのが適当か、そしてそのためにどのようなことを念頭に置かなければいけないか、など具体例を元に解説してれて非常にわかりやすかった。
posted by Yahnny at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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