2004年09月10日

タップダンスとグラウンド・ゼロ

今日は昼間に、俺が現在参加しているNYUのプログラムのオリエンテーションがあり、参加メンバーとの顔合わせをしてきた。毎回広告代理店や情報通信会社からの社費派遣が多いのだが、今回も例にもれず大手広告代理店からの社費派遣二人+外資系ソフト会社からの休職私費が一人。オリエン終了後、一緒にランチ。年齢的にも近いのでウマは合いそうだけれど、留学に望むスタンスが違うので、そこまで親密にはならなそうな気がする。

その後、夜からロウアー・マンハッタンにあるバッテリー・パークで、友達とタップダンスのフリーライブ観賞。トニー賞を受賞したことがあるSavion Gloverが演じるということもあり、異常に多くの観客で賑わっておりました。生でタップダンスを見るのは初めてだったけど、ものすごい迫力でした。つーか、足技一つでここまでの観客を動員する彼はすごいね。

ライブ終了後、まだ21時を回っていなかったので、散歩でもしようか、ということになりグラウンド・ゼロへ。9・11の前夜ということで、グラウンド・ゼロを臨む正面のビルにはアメリカ国旗が掲げられ、かつてワールド・トレードセンターが建っていたビル跡地にはツインタワーを思わせる二本のライトが垂直に照らされ、早くもテロ犠牲者を偲ぶ荘厳な雰囲気。
グラウンドゼロ

グラウンド・ゼロのフェンスの前に掲げられたアメリカ国旗には、数千のテロ犠牲者の名前が記され、その名前の一つを指でなぞっては、静かに涙を流すテロ犠牲者の家族と思しき人もおり、とてもいたたまれない気分になった。9・11はブッシュの陰で政権を牛耳ろうとする共和党ネオコン一派による自作自演だとか、マイケル・ムーアが「華氏911」で述べたようにブッシュファミリーとビンラディン家の癒着が9・11を招いた、だとか色々話が飛び交っているけれど、誰がテロを計画しようが、一部の身勝手な人間により全く罪が無い数千人の人々が犠牲になったことは事実であり、強い憤りを感じます。
posted by Yahnny at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック