世界最大の独立系PR会社EdelmanのCEO・
Richard Edelman氏は、
「PR実務担当者は、今後、メッセージを伝達するための
手段として既存のメディアに依存しなくなってきている。
彼らはジャーナリストのように振舞う必要がある。」
とコメントしている。
以下、コメント引用
"The responsibility of PR people today has grown because we're not necessarily going through the media as a screen"
"If we're just putting stuff up [on the Internet] and people are reading it and accepting it as truth, then we should have a journalist-level quality as our objective instead of a promoter objective."
企業がユーザーと直接対話することができる
ブログや他のオンラインツールはPR活動の中心的役割を
既存のニュースメディアから奪いつつある。
伝統的に、PR実務担当者はメディアに対して
「自社のストーリーを伝えるよう説得すること」が
PR活動の中心だった。
今や、彼らはブロガー達に影響を及ぼしたり、
チャットルームにメッセージを投稿したりと、
パブリックと直接対話することに時間を費やしている。
ブログとチャットルームは世論を形成するのに
効果的なメディアだ。なぜならストーリーテラーは
スポークスパーソンでもなく、ジャーナリストでもない、
普通の人々だからである。
Edelmanが行ったサーベイ調査「The 2005 Edelman Trust Barometer」
によると、カナダ人は、企業についての見識を形成する際に
CEOやスポークスパーソンよりも、普通の人々をより信用する
という結果が出ている。
The Trust Barometer surveyed 1,500 "opinion leaders," including 150 Canadians. The survey found Canadian respondents are most likely to trust academics (61 per cent) followed by doctors or health-care specialists (56 per cent) and a "person like yourself" (55 per cent).
By comparison, entertainers and athletes are trusted by just 7 per cent of respondents, company PR reps by 10 per cent and CEOs by 22 per cent.
これはカナダで行われた最初の調査であるが
アメリカでは、このトレンドはより顕著である。
Among U.S. respondents, 56 per cent trust "a person like yourself" in the most recent survey, up from just 22 per cent two years ago.
これらの調査結果を受けて、Edelman氏は
"My father's great revolution was understanding the power of television,"
"What I've really understood since the mid-1990s is the power of this on-line business."
とコメントしている。
ソース:On-line era leaves media out of loop: PR expert(The Globe and Mail)