2005年03月22日

ソーシャルネットワークというビジネス

3月21日のWired Newsでは、
「ソーシャルネットワーキング」ブームがこの1年以上続いており
着実にユーザーが増えている一方で、どのソーシャルネットワーク
サービスもいまだに収益を上げる術が見つかっていないことに
ついて言及している。

以下サマリー:

まず、ソーシャルネットワーキングサービスのトレンドについて、
ここ最近は有名人が多数登録するようになった。

例えば、若手ビジネスマンを対象としたネットワーキングサイト
LinkedInでは、Reality TV"The Apprentice2"で優勝した
Kelly Perdewや、Real Networks のCEO Rob Glaser、
果てはBill Gatesまでメンバーだという(※)。
※但し、通常の検索では見つからない設定になっている

また、MySpace.comでは、REM のボーカルMichael Stipeが
最新のアルバムについてのディスカッションスレッドを開設したり
Friendsterでは、映画「Hitch」でWill Smith扮するキャラクターや
Foxの新コメディー「Stacked」でPamela Anderson扮するキャラクターなど
映画やTVに登場するキャラクターの公式プロフィール
を参照できるようになっている。

このトレンドを受けて、ソーシャルネットワーキングサイトは
もはや人々が“友達の友達”と繋がることによって
わびしい社会生活を盛り上げるための場所ではなくなった、
と見ることができる。

その一方で、ソーシャルネットワーキングサイト自体が
新規会員を獲得するためのマーケティングツールとして
有名人を利用している、という見方もできる。

しかし、過去2年間のうちに数々のソーシャルネットワーキングベンチャーが
立ち上げられ、今週Yahoo!がソーシャルネットワークとブログを融合した
新サービス「Yahoo 360」を立ち上げたことにより
ビジネスモデルとしてのソーシャルネットワーキングの魅力は
さらに増しつつある。

彼らに共通しているのは、ネットワークで繋がっている人々を
収益に転換させることである。この目的を達成するために
FriendsterやLinkedInなど幾つかのサイトはベンチャーキャピタルから
数十億の資金提供を受けた。

いまのところ、その目的は達成されていないけれども、
彼らは未だ楽観的である。

LinkedInのGuericke氏は
「去年は周囲から一歩抜きん出ることが目的だった。
今年は利便性を高め、収益を上げることに注力する」
とコメントしている。

今月、LinkedInは初の「プレミアム」サービスとして
求人広告の掲載を始めた。求人企業側が費用を支払うと
サイト上で求人の募集をすることができる仕組みだ。

Guericke氏は、「広告収益と求人広告からの収益により
来年早々には損益分岐点に達するだろう」、と述べている。


一方、競合サイトのRyzeでは、購読料をユーザーから
徴収することにより「数年間」収益を上げてきた。

このサイトでは、誰でも無料で会員登録できるが
2等以上離れた人とコンタクトをとる場合には
費用を支払わなければならない。

また、コストを削減するために、たった7人で
サイトを運営している。


一方、1,600万人のユーザーを抱えるFriendsterでは、
来月にも営業費用をカバーするだけの収益が上がる
予定だとし、その一方、新たにベンチャーキャピタルからの
融資を受ける予定はないという。

Friendsterの8倍のユニークユーザーがいると主張する
MySpace.comでは、
「ソーシャルネットワークが最終目的ではない」とし、
ソーシャルネットワークにブログ、ゲーム、音楽などを
加えたポータル戦略を執っている。

MySpaceユーザーの平均年齢は16歳〜32歳と若く、
これは(彼らの主な収益源である)広告主に対して
セールスポイントになる、としている。

ソース: Are Socialites Still Networking? (Wired News)
posted by Yahnny at 20:58| Comment(1) | TrackBack(0) | マーケティング・PR | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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