2005年03月12日

ブログ全盛時代におけるPRの役割

Silicon Valley WatcherのTom Foremski氏は
3月8日のエントリにて
ブログ全盛時代におけるPRの役割について
全二回で論じています。

今回はその一回目ということで、サマリーを以下に紹介します。
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If a Blogger Blogs in the Blogosphere...

ブログというメディアが登場したことにより、
誰でもジャーナリストになることができるようになった。

そして、いまや数百万の人々がブログを開設しており、
これまで既存のメディアが所有していた、社会・市場に対する
パワーに対して少なからず影響を与えるようになってきている。

このような時代において、これまで既存のメディアを対象に
PR活動を行ってきたPR会社や企業の広報部は
今後どのように対応していけばよいのか?

これまでは、ジャーナリストの名前、勤務先、担当業界、
影響力、読者の属性などを調べることは容易だった。
そのため、PR会社の人間がプレスリリース、プレスイベントの
開催、記者への売り込みなどによって、ジャーナリストに
攻勢をかけ、関係を築くことも容易だった。

つまり、ジャーナリストとコンタクトを取れば取るほど
メディアに露出する機会が多く、メディアを通して伝えたい
メッセージをアピールする機会が多かったのである。

しかし、今後ブログが隆盛を極めていくなかで
ブロガーも含めた、影響力を持っているジャーナリストに
対して、(既存のPRの手法を適用するならば)
非常に多くの労力を費やさなくてはならなくなるだろう。

例えば、マイクロソフトが主要クライアントであるPR会社
Waggoner Edstromなどは、極めて綿密にメディアキャンペーンを
企画するようになるだろう。どのジャーナリストはOKで、
どのジャーナリストがNGか、彼らが全て決めることになる。
そして、読者に対して彼らにとって望ましい視点でリポートしている
BusinessWeekなどの雑誌のニセの見出し(訳者注:ブログのこと)
さえでっちあげるようになる。

ただ、彼らが望むのは、バラ色の超ポジティブなストーリーではなく
バランスのとれた、中立で“やや”ポジティブなストーリーである。
なぜなら(ブログ全盛時代においては)バランスのとれた、ややポジティブな
ストーリーに重点が置かれるからである。読者はジャーナリストが
好意的な意見だけでなく、反対の側面まで提供してくれることを望んでいる。
(実際は、大半がネガティブな意見を通して語られることが多いが)

それでは、そのような高度に綿密なメディア“コントロール”を
どうやってブロガー達に行うことができるだろうか?
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第二回のエントリは、また追ってご紹介します。
posted by Yahnny at 01:10| Comment(1) | TrackBack(0) | マーケティング・PR | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
目には目を。歯には歯を。ハムラビ法典より。
Posted by 4丁目住人 at 2005年03月12日 02:27
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