2005年03月07日

blogは「言論の自由」で保護されるのか?

Apple社の内部情報を暴露した3つのblog(PowerPageApple InsiderThink Secret
に対してApple Computerが起した訴訟に関し、3月3日、Santa Clara County最高裁は
Apple社の請求を認める判決を言い渡した。

Apple側の請求は
「彼らのblogにて、未発表のApple社製品情報を公開した
記事に関し、そのソースを開示せよ」というものである。

今回の争点は米国憲法第一条において
「ジャーナリズムに対して言論の自由を認める」とあるが、
果たしてblogはジャーナリズムとして認められるのか?
というもので、今回の判決に関しては

「Webサイトは合法的な報道機関ではないため、
言論の自由によって認められない。」
In court filings the company argued that the Web sites were not protected
by free speech because they are not legitimate members of the press.

という理由でApple側の請求を認める形となった。


ただし、Forbes誌の記事によれば、
問題となるのは急速に変わりつつある「ジャーナリズム」の定義である。
新聞やTV報道、雑誌といった印刷媒体のような“伝統的な”メディアは
Web上の「新しい」メディアによって取って代わられてきている。

とりわけ昨今ブームとなっており、誰でも言いたいことが
言えるblogに関しては、ジャーナリズムの形態を大きく
変えていく可能性を持っている。

また、もしAppleの主張がまかり通るのであれば、
例えばSalon.comやSlate、CNet等、有名な
オンラインマガジンまでも言論の自由によって
保護されなくなってしまうのではないか?
と危惧している。
posted by Yahnny at 00:09| Comment(0) | TrackBack(0) | マーケティング・PR | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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