2006年08月21日

夏休みオススメ書籍

この一週間は夏期休暇が取れたため、
海外旅行にでも・・・と行きたいところだったのですが、
お金も無いので、この夏は都内でまったりしておりました。

だいたい朝はジョギング、午後は読書、夜は飲み、
という毎日で、ときどき映画観たり美術館行ったりはしてましたが、
傍目にはあまりぱっとしない夏休みかもしれないですね。

ただ、自分的にはじっくり考え事をしたいなと
思っていたので、それなりに有意義な一週間でした!

ご参考までにこの夏休みに読んだ本の中から、
マネジメント系・PR系・その他趣味系に分けて
オススメの本を幾つか紹介しておきます。

▼マネジメント系
□社長の椅子が泣いている(加藤 仁)
→元日本楽器(現ヤマハ)社長に就任後、ワンマンの会長に更迭され、
 その後ダイエーに移り、リッカーを再生させた名経営者の半生を描いた
 評伝。こんなすごい人が昔いたのか。

□八甲田山死の彷徨(新田次郎)
→どっかの会社で新入社員の研修テキストに使われていると聞いて
 読みました。軍隊も会社もマネジメントが大切なのは一緒です。

□志は起業を呼ぶ (玉置 浩伸)
→友人に薦められて読んだ本。ベンチャー経営の生々しい部分がよくわかります。

▼PR系
□影響力の武器―なぜ、人は動かされるのか(ロバート・B・チャルディーニ)
→オールアバウトの社長がお勧めしていて読みました。ボリュームが
 とにかく多いので、さらっと流し読むだけでもタメになります。

□新聞記者という仕事(柴田 鉄治)
□ニュースの職人―「真実」をどう伝えるか(鳥越 俊太郎)
→上記二冊はメディアを知る勉強として読みました。
「ニュースの職人」のほかに鳥越 俊太郎氏の書籍は
「人間力の磨き方」も読みましたが内容がかなりカブっていて
ガッカリでした。

▼その他趣味系(批評・ノンフィクション等)
□ヒルズ黙示録―検証・ライブドア(大鹿 靖明)
→AERAの現役記者が書いたライブドア×フジテレビ騒動の裏側を描いた本。
 取材力の凄さに驚きました。

□殺戮者は二度わらう―放たれし業、跳梁跋扈の9事件 (「新潮45」編集部)
→陰惨な殺人事件がどのようにして起きたのか、という裏側に迫るルポ。
 暗い気分になること請け合いです。

□大丈夫な日本(福田 和也)
→「国家の品格」に近い内容。日本の素晴らしさを再確認。


posted by Yahnny at 02:02| Comment(3) | TrackBack(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
すごいたくさん読んだんですねー。
あ、私も夏休みでした。
私が読んだのは、「The BFG」子供向けの洋書です。それだけ。
毎日だらりと過ごしました〜。社会復帰がつらかったです・・・・・・。
Posted by 豆 at 2006年08月21日 17:36
コメントどうもです〜!!
またオススメの本あれば教えてくださいませ☆

つーか、豆さんのmixi日記もちゃんとチェキってましたよ。
(すいません、コメントしなくて。。。)
新潟帰ってたんですよね。

社会復帰できない者同士、
また近々暑気払いやりやしょうー。

ワタシはあと2週間は復帰に要しそうです。。。
Posted by Yahnny at 2006年08月21日 23:52
TBさせていただきました。

久しぶりに貪るように本を読みました。
Posted by タウム at 2006年09月17日 22:35
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