まずは地下鉄に乗ってSanFrancisco最大のショッピングエリア・ダウンタウンへ。とは言え、お店はGAPとかMacy'sとかGucciとか、ニューヨークのモールにも普通に入っているショップ、もしくは高級すぎて手が届かないショップばかり、なおかつ、そもそも俺はショッピング好きでもないし、たとえ何か買ったとしても日本に帰国するときに荷物になってしまうので衝動買いするわけにもいかず、結局ぶらぶら歩いて街並みを眺めたり写真を撮ったりしてた。
その後、北上しチャイナタウンに移動。ここも俺は特に目的があったわけではないのだけれど、いちおう観光名所らしいので行ってみた。で、実際行ってみて、ニューヨークやボストンで行ったチャイナタウンより整然としていて、非常に観光地化されているな、という印象でした。それだけ。
とりあえず、チャイナタウンの中華料理屋で遅いランチを取る。「牛ひき肉ごはん」というのを頼んだら、ホントに白いご飯の上にあんかけで炒めた牛挽肉が山盛りのっかっているだけだった。野菜も何も一切無し。でも味は美味しかったよ@5ドル。一人のときぐらい節約しないとね。
その後、さらに北西にあるオシャレ(と言われる)ショッピングエリア・Pacific Heightsまで、てくてく徒歩で向かう。地図の上では、そんなに遠くないかなと思ったんだけど結構距離があり、なおかつ急勾配の丘を越えなくてはならないので非常に疲れた。うっすら汗までかいてました。でも、道中でさりげない地元民とのふれあいができたのが収穫だった。道端で場所を確認するために地図を見てたら、オバサンが「どこに向かってるの?お手伝いしましょうか?」とかって道を教えてくれたり、景色が良い場所で写真を撮ってたら「景色と一緒にあなたも撮ってあげましょうか?」って言ってくれたり、みんな親切。こういうところはニューヨークと違うなー。
で、やっとの思いでPacific Heightsに到着するも、さして面白いショップがあるわけでもなく、少々期待はずれ。アメリカで個性的なお店を探すのってホント難しい。適当なカフェでコーヒーを飲んで休憩して、今度はPacific Heightsの南にある日本人街Japan Townまで移動。ここには和服やら日本語の書籍やら日本食やらを扱うショップが集積しているモールが幾つかある。だけど、ことごとく寂れてて驚いた。例えるなら地方のひなびた温泉街にある土産物屋が集まっている感じ。こんなの日本人だったら誰も買わないだろ、というショボい扇子とか普通に売ってます。
6時過ぎから進太郎と合流する予定になっていたので、仕方なくモールに入っている紀伊国屋で立ち読みをして時間を潰す。ふと手にとって読んだ「電車男」にハマってしまい、結局立ち読みで最後まで読み終える。もともとネットで読んだことあったんだけど、やっぱり面白い。San Franciscoまでわざわざ来て、こんなことに時間使ってていいのか、という感もあるけれど。
6時半過ぎになって進太郎と合流。モールの近くにあるイタリアンレストランでパスタを食べる。けっこう美味しかった。でも、俺はチャイナタウンで昼に食べた「牛挽肉ごはん」がまだ腹にたまっていて殆ど食えずじまい。残念なり。
その後、SoMaという最近HIPなエリアにあるクラブに車で移動。途中、MLBのSan Francisco Giantsの本拠地がある球場(名前忘れた)やベイブリッジが良く見える場所で写真を撮って寄り道しつつ。
で、そのクラブは結構流行っているみたいで、すごい混んでた。俺は踊るでもなく、ひたすら人間観察。進太郎は「このクラブは美人でオシャレな人が多い」と自慢げに言っていたが、それほどでもないだろうとコッソリ思う。結構イモっぽい姉ちゃんもたくさんいたで。ただ、露出が多い人がたくさんいて、確かに眼の保養になりました。あと日本人と思しき女性と白人男性のカップルが多かったな。正直、キモいです。女の子全然可愛くないのにチヤホヤされてるのがムカつく。
帰宅後は、また二人飲み会。ビール飲みつつ恋愛やら仕事やらについてまったり語り合う。で、気がついたら寝てた。
おかげさまで非常に楽しいSan Francisco観光を楽しめました。そんなわけでありがとう、進太郎。