2005年01月18日

サンフランシスコ四日目

今日は昼過ぎに家を出て、クルマに乗って一路Berkeleyへ。進太郎がBerkeleyにある知り合いの会社に所用で行く用事があったのと、かの名門大学・UC Berkeleyの見学を兼ねて。で、会社に着いて早々に所用を済ませ、その後、その会社の人達と近所にあるインドカレー屋にランチを食いに行く。アメリカで働く苦労話などを聞かせてもらう。ふむふむ。それから、UC Berkeleyの見学。山の麓から中腹にかかる一体が全てキャンパスになっていて、めちゃくちゃ広い。いかにもアメリカンな大学、といった感じですた。

それにしても今日も天気が良い。つーか暑い。

そっからまたクルマに乗って、今度はSilicon ValleyやStanford UniversityがあるPalo Altoに移動。雑多なSan Francisco市街と違って、いかにも高級住宅地といった雰囲気。で、今回はStanford Universityのキャンパスを見学したんだけど、東海岸のHarvard と並ぶ全米随一の名門私立大学というだけあって、頭の良さそうなアカデミックな雰囲気がプンプンするわ。ま、俺には縁遠い場所です。

でも、改めて思ったけど、教育っていうのは地域開発や産業育成において非常に重要なんだなと。だって、言ってみればこんな場所、高級住宅地と言えどもStanfordが無ければタダの田舎ですよ。でも、この大学の授業を受けるために全米中から秀才・天才達が集まってきてるわけです。さらに、卒業したOB・OG達が会社を起こし、Silicon ValleyというIT産業集積地が出来上がった。そしてそこで成功を収めた人間が大学に多額の寄付金を分け与え、更に教育が充実し、優秀な学生がまた集まる、というサイクルができてるのだなと。

夜からはPalo AltoにあるShelaton HotelにてJTPAのNew Year Partyに参加。JTPAとは、Japan Technology Professionals Associationの略でSilicon Valleyで働く日本人のネットワーク組織です。参加人数は30〜40名ぐらいで、殆どがこっちで起業したり現地就職している人々。日本からの駐在員っていうのはあんまり居なかったな。職種で言うとIT企業のエンジニア、コンサルタント、ベンチャーキャピタリストといったものが多かったかな。思ったのは、こういうネットワーキングイベントにおいては、ただ参加するだけじゃなくて、自分の手がけている事業や関心のある領域をどんどん自分から話すことが大事だなと。至極当たり前のことかもしれませんが。。そこから意外な情報やアイデアが得られるかもしれないし、仕事上の接点ができるかもしれないし、加えて、単純に構想中のアイデアでも人に話すことによって自分の中で整理されてくるからね。場所柄、俺みたいなマーケティング系のバックグラウンドの人間は殆ど居なかったけど、俺もたくさん話したし、たくさん話聞けたし、それだけでも非常に学びがありました。

ちなみに、そこで偶然にも前の会社の先輩に遭遇。俺が在籍当時、彼は親会社である大手商社から出向してきていたんだけど、俺が留学後数ヶ月してからSan Paoloへの海外赴任が決まって今は電子機器の輸入やらベンチャーキャピタル事業やらを手がけているらし。それにしてもすごい偶然だ。。
posted by Yahnny at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック