1. The Fortune at the Bottom of the Pyramid by C.K. Prahalad.
2. Managers Not MBAs by Henry Mintzberg.
3. Alexander Hamilton by Ron Chernow.
4. Unstuck by Keith Yamashita.
5. The Wisdom of Crowds by James Surowiecki.
6. Call of the Mall by Paco Underhill.
7. Free Prize Inside by Seth Godin.
8. Why People Buy Things They Don't Need by Pamela Danziger.
9. The Allure of Toxic Leaders by Jean Lipman-Blumen.
10. Word Spy by Paul McFedries.
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個人的には、特に2位の「Managers Not MBAs」は、現在のMBAブームに対する猛烈な批判本で面白そう。Fast Companyの紹介記事を読む限り、「学習ばっかりして頭でっかちになるよりも実践が大事だ」みたいなオーソドックスな論調ですが、誰も彼もがMBAって騒いでいる中で、クールダウンして冷静にMBAの価値(当人にとっての)を評価する良いきっかけになるのではないでしょうか。個人的には、ビジネススクールは自分のやりたいことに対して本当に妥当な手段であるならば(高い学費と期間をかけてでも)、行けばいいと思います。例えば就職や社内での出世にMBAが重要な意味を持つ外資系の金融とかコンサルティングファームで働きたい人とか。
ただ、往々にして、やりたいことと世間で良いと言われていることを混同していたり、やりたいと言っている仕事をやるために必要な能力を理解していない場合が多いので注意が必要です。場合によっては、やりたいことをやるための手段がMBAとは限らないはずです。それなりの金額と費用がかかるわけですから、冷静に考えることも大事でしょう。
7位の「Free Prize Inside」は、Seth Godinの前著「Purple Cow」の実践本です。夏頃に読みましたが、「Purple Cow」を読んだときに受けたインパクトと比べると派手さに欠けるものの、具体的にRemarkableなアイデアを生み出すためのノウハウを紹介していて新しいアイデアやビジネスプランを考える良いきっかけになると思います。