2005年06月20日

Podcasting のバリューチェーン分析

・The Podcast Value Chain Analysis(PDF)


Podcasting のバリューチェーンとは9つに分かれ、
以下のように分類されるとのこと。

1)コンテンツ(Contents)
2)広告(Advertising)
3)製作(Production)
4)公開(Publishing)
5)ホスティング(Hosting/Bandwidth)
6)告知(Promotion)
7)検索(Searching)
8)購読(Catching)
9)視聴(Listening)

各バリューチェーン毎の現状分析と課題など
が詳しく書かれています。

まだ詳しく読んでいないのですが、
1)コンテンツの分析では
現状ではアダルトコンテンツが一番人気だそうです。
posted by Yahnny at 02:35| Comment(3) | TrackBack(0) | マーケティング・PR | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

地方新聞社がPodcastingを開始

・Papers Turn to Podcasting, the Newest of Media(NPR)

新聞社は伝統的に新しいテクノロジーを導入するのが
非常に遅かったが、一部の新聞社ではオリジナルのインターネット
ラジオ番組を制作するなど、最新のデジタルメディアを
取り入れようとしている。

収益性については未だ不明だが、現時点では
podcastingはアーリーステージの段階にあり
収益は問題ではないとしている。重要なのは
ニュースメディアが新たな領域に進出したこと、
そして、podcastingがビジネスとして拡大した際に
収益が出るような体制を整えていることだ。


記事では、Philadelphia Daily News紙とDenver Post紙が
スタジオを作ってpodcastingの配信をしている様子が
写真付きで取り上げられています。

関連:
BusinessWeekもPodcastingを開始した模様です
posted by Yahnny at 02:33| Comment(0) | TrackBack(0) | マーケティング・PR | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Ketchumもブログサービス開始

6月13日のプレスリリースによれば、世界有数の大手PR会社・Ketchumが、
新サービス「Personalized Media」を開始した。

具体的には、企業に対して、ブログやpodcasting、RSS、SEO、モバイル
マーケティングといったオンライン・ワイヤレスメディアを企業のコミュニケーション
戦略に統合するためのアドバイスを行うというもの。

カリスマPRブロガーのSteve Rubel氏(Micro Persuasion)によれば
このサービスについて、通常のアカウントチームではなく、
オンライン・ワイヤレスメディアの専門家がこのサービスを
行う点が面白いと皮肉的に述べている。

つまり、最も効果的なブログは、
「PRの知識があって、なおかつブログの知識も兼ね備えている
PRゼネラリスト」が実行するべきであり、オンラインメディアの
専門家では無理だと批評している。


また、大手PR会社Hill & Knowlton のNiall Cook氏は
Hill & Knowltonサイト内にある本人のブログにて
Hill & KnowltonがKetchumのようなPersonalized Mediaサービス
を展開していない理由について、下記のように述べている。

1)必要性がない
⇒既に過去10年間に渡り、クライアントに対して
 オンラインコミュニケーション戦略を立案してきた。
 ブログやpodcasts、RSS、wikiなどの新たなコミュニケーションツールは
 我々が既にやっていることの発展系でしかない。

2)まだ完全に準備ができていない
⇒我々は自社内で「従業員向けブログガイドライン」を作成したり
 「ビジネスブログコミュニティー」を始めたりしてきたが、
 いまだ試行錯誤の段階であり、クライアントに対して
 信頼性のあるアドバイスができる状態にはまだない。

3)重要なのはツールではない
⇒我々はクライアントが新たなコミュニケーションツールについて
 理解するのをサポートする必要がある一方で、真のクライアントバリューは
 彼らに、どのツールがクライアントに関係あるか/重要であるかを決定させ、
 優先順位をつけさせ、既存のマーケティング活動に沿って活用させるための
 ガイド役になることだ。

【参考】
ブログコンサルティングサービスを展開しているPR会社一覧
posted by Yahnny at 02:32| Comment(0) | TrackBack(0) | マーケティング・PR | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

EビジネスにとってPodcastingが重要な5つの理由

・Podcasting emerges as an ebusiness tool(ITworld.com)

■EビジネスにとってPodcastingが重要な5つの理由

1)Podcasts lower the threshold for publishing audio content.
 Podcastsは企業及び一般ユーザーが音声コンテンツを公開する障壁を下げる

⇒かつては、高コストであった音声コンテンツの作成・配信が
 簡単に行うことができる

2)Podcasts encourage two-way communication with listeners.
 Podcastsはリスナーとのインタラクティブなコミュニケーションを促進する

⇒Podcastsは(ブログと同様)RSS2.0形式で構築されているため
 簡単に購読・コメント・トラックバックが可能。

3)Podcasts extend the reach of Internet sites.
 PodcastsはWebサイトの機能的な制限を拡張する

⇒ユーザーがWebサイトに触れる機会は限られているが
 Podcastsなら、ユーザーがインターネットに接続している間、
 もしくはMP3プレイヤーなどを介して、いつでもコンテンツを
 聞くことができる

4)Podcasting can be used to increase the frequency of contact with customers.
 Podcastingは、顧客との接触機会を増やすために使うことができる

⇒PodcastsはWebサイトの粘着性を改善するの効果的である。
 効果的なPodcastsはリスナーに定期購読(news feed)することを促進する。
 これはユーザーが自動的に最新のニュースをダウンロードしてくれる
 =顧客と定期的に接触する機会を増やす、ことを意味する。

5)Podcasts make audio files easy to find on the Internet.
 Podcastsは音声ファイルをインターネット上で見つけやすくする

⇒Podcastsはブログ作成ツールによって構築されていることが多いため、 
 更新するのが簡単である。頻繁に更新されると、サーチエンジンの
 検索順位が上がりやすくなるため、ネット上の他の音声コンテンツよりも
 上位に表示される。

【サマリー】
PodcastsはWebサイトを通して顧客と接触する新たなチャネルになるだろう。
Podcastsは音声ファイルで構築されているため、企業が音声特化コンテンツ
(音楽・講演・ラジオ番組)を配信する機会を切り開いたことは間違いない。
posted by Yahnny at 02:29| Comment(4) | TrackBack(0) | マーケティング・PR | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年06月12日

Podcastingについての調査中

Seesaaブログでは、RSS2.0に設定を変更すると
ブログの記事が自動的に音声ファイルに変換される
そうなんですが、これは新着記事に限ってなんでしょうか?
それとも既存の過去記事も対応するものなのでしょうか?

ってことで実際にテストです。


■音声化したファイル
posted by Yahnny at 20:57| Comment(0) | TrackBack(0) | マーケティング・PR | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする