2005年03月18日

就職決まりました

ニューヨークから帰国そうそう、1月下旬から始めた
就職活動ですが、ようやく終了しました。

総括して、非常に有意義な就職活動だったと思います。

就職活動を始めた当初はすこぶる順調で、
とんとん拍子に面接が進み、10日間ぐらいで
最初に内定が出たときは、もうあと数社だけ受けて
就職活動を終わりにしていいかな、と思ってました。

最初に内定をもらった会社は外資系で、小規模だけど成長性がある。
経営者の方も優秀。世界中に支社もありグローバルな環境で仕事もできる。
社内の雰囲気も良い。

最初に内定を出してくれたのも何か運命的な出会いだろう。
1年間の留学で働いていないブランクもあるし一刻も早く
働きたかったから、もう、この会社でいいじゃないかと。


でも、しばらくして、ふと将来のことを考えて不安になった。

つまり、将来自分のやりたいことは、どういうことなのか?
もちろん面接の場では、もっともらしいことを言っていたけれど
自分の中で今ひとつすっきりしなかった。

そして、そのやりたいことは、その会社で本当にできるのか?
それを判断するに足るだけの業界知識・経験が無いにも
関わらず、「なんとなく」で決めようとしていないだろうか?

そもそも、転職活動自体が人生の中でそうあるものではないし、
数社受けただけで結論を出してしまうのは、もったいない。


そこで、改めて多くの会社にアプライをし、かつ、志望する業界に
詳しい方に相談し、また、友人にも率直な意見を聞いてみたりしながら
自分のやりたいこと・向いている適性、業界の構造・体質etcを
客観的・包括的な視点で捉えるよう努めました。というか、必死でした(笑)

その結果、改めて自分のやりたいことを具体的に考えるように
なりましたし、その会社に入ってできること・できないこと、
そこで得られるキャリア等々、以前より冷静に判断できるようになりました。

また逆に、これまで自分が知っているようで全くわかっていなかったことが
たくさんあったこと、そして、いかに狭い範囲で物事を考えていたことを
痛感しました。

結局、短期間でテンションを上げて、勢いと情熱で突っ走ることも大事だけど
一方で、冷静かつ慎重に考えることも大事ってことですね。


おかげさまで、最終的に入社を決めた会社に関しては
私自身、その選択に非常に満足しています。
私のやりたいことが一番実現できそうな会社だと思いますし、
カルチャーも私に合っていると思います。

もう、迷いはないですね。

今からそこで働くことが楽しみです。

途中、既に内定をいただいていた会社、そしてそのリクルーティング会社から
結論を急ぐよう度重なるプレッシャーをかけられ(当然のことだから仕方ないんですが)
テンションが落ちていた時期もありましたが、妥協せず、ワガママに
就職活動を続けてきて本当に良かったと思います。


新しい会社には、入社は4月1日からなので、
それまでは、束の間ゆっくり羽を伸ばして
新たなるステップへの充電期間としたいと思います。

飲みまくるぞー(笑)
posted by Yahnny at 16:30| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年03月14日

Weblogs Incが「広告評価サイト」立ち上げ

ブログ運営会社Weblogs Incが、広告に対して
フィードバックを受け付けるサービス「Focus Ads」を
立ち上げた。via Micro Persuasion

ユーザーとの対話を通して、広告の透明性を高めようという
のが狙い。

ソース:Engadget Advertiser Program Needs Focusing(Micro Persuasion)

コメントをしているユーザーは言いたい放題言ってますが
最終的には、ユーザーと対話しようとする広告主の企業姿勢は
イメージを高める要因になるのではないでしょうか。
posted by Yahnny at 22:54| Comment(0) | TrackBack(0) | マーケティング・PR | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

新聞メディアの信頼性

3月14日のThe New York Times によると
The State of the News Media の報告書にて
新聞メディアにおける匿名ソースの利用率が昨年に比べて
大幅に下落したとのこと

匿名ソースの利用率とは、
・報道にバイアスがかかっていないか、
・でたらめな情報を掲載していないか、
知る手立てになり、今回の調査は
新聞メディアの信頼性を問うものである。

当初は匿名情報というのは、情報ソース側が提供したくない
情報を守りつつ、必要な情報だけを提供するための手段だった。
しかし、やがて情報ソース側が会話のはじめに要求する
必須条件になり、そして今度は逆に記者側が、
特に政治的な目的で匿名ソース記事を乱用するようになった。


今回匿名ソース記事率が下落した原因としては
・読者は匿名ソース記事を好まない
・記者側でも、記事の透明性、ソースの特定が
 彼らに信頼性を与え、優位性を築く要因になると悟った
などが挙げられている。

新聞の発行部数が下落の一途を辿る状況のなかで、
報告書では、下記のように述べられている。
「既存のメディアは、(ネットなど他のメディアとは違う)
“付加価値がある情報の提供者”として自己を再認識することが重要だ」

「メディアは自己救済のために、公共に仕えている、
ということを証明する必要がある」

ソース:Fewer Sources Go Nameless in the Press, Survey Shows(The New York Times)

そんなことを言ったら、SPA!とかAERAとかどうなっちゃうんでしょうか。
あ、あれは娯楽だからいいのか(笑)
posted by Yahnny at 22:51| Comment(0) | TrackBack(0) | マーケティング・PR | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ブログ全盛時代におけるPRの役割:第二回

先日ご紹介したSilicon Valley WatcherのTom Foremski氏による
「ブログ全盛時代におけるPRの役割について」のエントリ、第二回。
(第一回はこちら)

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PartII: If a Blogger Blogs in the Blogosphere…


第一回のエントリで述べたように、これまでのトラディショナルな方法では
分散したメディアに対応することはできない。誰もがブロガーになることが
できるため、既存のマスメディアに対応するのと同じ方法でブロガーに
対応するには人数が多すぎるのである。

それでは、PR会社の人間が無秩序なブログ世界に影響力を行使できない
とすれば、彼らに残されている役割は何があるのだろう?

そう、新しいコミュニケーション、新しいメソッド、新しい手順で対応していく
しかないのである。しかし、ブログやWikiのような新たなメディアツールを
ビジネスの場において最適利用する方法に関して、まだ我々が知らない
ことが多すぎる。(いまようやく新しいルールが形成されつつあり、それが
私たちの興味を惹き付けてやまない理由なのだろうけれども)

■ゾンビ・メディア

メディアテクノロジーは既存のメディアを変えようとしている。今後、
印刷出版物は無くなりはしないだろうが、今やゾンビ状態である
・・・つまり、メディア企業は完全に死んではいないが、完全に生きて
いるわけでもなく、千鳥足でふらふら歩き続けている状態である。
多くの印刷出版物は今日の変革期に現われるであろう、ニュー
メディアの領域においては生き残ることはできないだろう。

そう、ブログは力強い、けれどもコントロール不可能な、メディアの野獣である。
・・・やりたいことをやり、混乱を引き起こす。しかし、一個人のブログで何か
言ったからといって、他のブロガーがそれに呼応するのだろうか?

それはブロガーが築いた読者との関係性、つまり、「ブランド」経験、信頼性
に拠るところが大きい。これに関しては、BusinessWeekやCNETら既存の
メディアが日々のやってきた活動と何ら変わりは無い。メディアブランドを
築くのには時間がかかる

■CNETの10年以上にわたる激戦

昨夏、News.comのCEO、Shelby Bonnieと会ったとき、彼はこう述べた。
「CNETを10年以上かけて苦労してメディアブランドに築いた後、
メディアブランドとして適切に認められるまでに更に10年は
かかるだろう」

「メディアブランドを築くには長いプロセスを経なければいけないことを
我々は肝に銘じておかなければならない。The New York Timesの
ブランドは10年間では築かれなかった」

個人ブロガーは、既存メディアと同様、メディアブランドを築いていかなく
てはならない。それには時間がかかる。

ブロガーが自らの信頼、メディアブランドを築かない限り、
ネガティブな意見なコメントを述べようがポジティブな意見を
述べようが、殆ど相手にされることはない。

たくさんの勤勉な執筆とレポート活動、それこそが
ブランドを築くための長いプロセスである。

見渡せば、ブログの世界には数多くの経験豊富なジャーナリスト、
編集者達が名を連ねている。

例えばブログ帝国を築き、急速に成長しているGawker Media社の
Om Malik、Dan Gillmor、Chris Nolan、Nick Denton氏ら。
或いは、ブログ集積所ことWeblogs, Incを経営する
John Battelle、Jason Calcanis氏など。

■ハードルを高く

ブログの世界で増えつつあるメディアの「プロ」達が
全体の質・レベルを向上させるだろう。

なぜから読者の注目を集めるための競争は日に日に
激しさを増しえており、それに伴い論説レベルも高くなる
からだ。

ブログブランドを築き、今後ますます騒々しくなるメディア模様
の中で主要なリーダーシップを築くことは、個人にとっては
難しくなっていくだろう。ブログは今後、(個人ではなく)
グループブログになり、体裁の整ったオンラインニュースマガジン
になっていくような、統合のプロセスを経験することになるだろう。

そして、あらゆる領域において、Internet 2.0ニュースマガジンが
濫立し、メディアの世界的な氾濫につながるだろう。

PR会社の人間は、その統合により結果的に、既存のPR手法
を適用しやすくなるだろう。
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ソース:PartII: If a Blogger Blogs in the Blogosphere…
posted by Yahnny at 20:17| Comment(0) | TrackBack(0) | マーケティング・PR | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ジム・クラークとITバブルとシリコンバレー

久しぶりに書評を一つ。

先日、シリコングラフィックスやネットスケープの創設者
ジム・クラークの半生を描いた「ニュー・ニュー・シング」
(マイケル・ルイス著・日本経済新聞社)を読みました。

出版されたのは2000年で、「なぜ今さら」と思われるかも
しれません。実際、僕がこの本を初めて手にしたのも
3〜4年前。買ったはいいけれど、なんとなく読む気になれず
自宅の本棚にずっと置きっぱなしになってました。

ただ、昨年一年間アメリカに留学し、なおかつ
シリコンバレーの現場を見てきたこと、そして
現在就職活動をやっていて、自分の将来のキャリアを改めて
考える上で、起業家の一人生というものに非常に関心が高かった、
ということもあり、初めてしっかり読みました。

この本を読むまでは、ジム・クラークという人物は
よくある起業家にありがちな、勤勉でモーレツな
努力をして・・・みたいなイメージを抱いていたのですが
意外にも、その成功の要因は
彼の異常なまでの「お金に対する執着」と
気まぐれとも言えるほど「自分の好奇心に忠実であること」
に裏打ちされていることがわかり、ちょっと驚きました。

その彼の性格は、既存のエスタブリッシュな
企業経営者・メディア・ベンチャーキャピタルの連中には
当然受け入れがたく、「変人」呼ばわりされていたそうです。

この本は、彼のそういう「変人っぷり」をテーマとして
描かれていて、ストーリー自体も、彼が自分で作った世界初の
コンピュータ制御のヨット、ハイペリオン号の航海に執心している
話が中心。そして、その過程でネットスケープやシリコングラフィックス、
ヘルシオンの創業・株式公開にまつわるストーリーが散りばめられてる、
という構成になっています。

いわゆる普通の起業家の自伝とは違って、さながら小説を
読んでいるような感じで、楽しみながら読ませていただきました。
そういう意味では、「起業物語」ではないですね、この本は。

また、メディア的な観点で言えば、「バブル」という実態の
無いものが、どのように形成され、そして周縁の人々が
どのように踊らされていったか、というのがよくわかり、
勉強になりました。

ベンチャーキャピタル他機関投資家は、当初は
実績の無い新興企業に対して決して投資をしていなかった
にも関わらず、ネットスケープなどが収益を殆ど上げていない
状態で上場するやいなや、「次のネットスケープ」を求めて
何の根拠も無く「将来性」という名目だけで、次々と
投資をするようになった。

IT企業で働く従業員も、自分と同じような環境で
同じような仕事をしていた友人が、ある日突然、ミリオネアになる。
そんな状況で、冷静を保つことは難しいでしょう。

マスメディアも、盛んにシリコンバレーの熱狂を
ことさらに煽りまくった。

その時点で、これまでの物事の価値基準が崩壊してしまった、
と言っていいでしょう。

そんな中で、ジム・クラークは「未来がわかる男」
としてシリコン・バレーのカリスマになったわけです。

でも実態は、ジム・クラークはただ純粋に、自分の好奇心を
追求していただけに過ぎないのだけれど
誰もが自分の価値基準を見失っている状況においては
精神的拠り所として、信じることができる唯一の存在だった
のでしょう。

そのような状況において、ジム・クラークに多大なるお金と
優秀な人材が集まったのは当然の成り行きかもしれません。

もちろん彼の成功の影には、彼の類稀なる才能・センスなど
多々要因があると思いますが、そんな偶然・運が重なりあって
できあがったものであることも確かでしょう。


ボリュームが多いので読むのに一苦労ですが、
ぜひ皆さん、時間を見つけて読んでみてください。
posted by Yahnny at 18:04| Comment(0) | TrackBack(0) | マーケティング・PR | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年03月13日

カリスマブロガーから企業ブロガーに送る「10の処方箋」

Microsoftのカリスマブロガー・Robert Scoble氏
自身の経験を通して学んだ「企業ブロガーへの10の処方箋」
via B.L.Ochman's weblog


1. Corporate bloggers need to be careful of superlatives.
2. ...whenever I post I think about how I'll justify my post to my boss, my wife, my readers, the execs, my coworkers. I imagine how that post will look on the front of the New York Times.
3. When people are yelling at you and you aren't sure what to do, stop. Stop posting. Don't push back. Listen.
4. Don't post when you're pissed.
5. If you posted it and you pull it down, it's too late. Someone will have seen it. Search engines will have cached it.
6. If you make a mistake, admit it. Say you're sorry. Fix it. Make a penance. Link to people who are talking about you or the mistake.
7. Make sure you properly represent all the points of view.
8. Get into real space as fast as possible. Text is so easily misunderstood. Why not do an audio or video podcast?
9. Overcommunicate.
10. Offer yourself up for additional questions.

ソース:Dave Sifry and Niall Kennedy in lesson on corporate blogging(The Red Couch)
posted by Yahnny at 22:11| Comment(0) | TrackBack(0) | マーケティング・PR | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ブログ読者の43%が世帯所得90,000ドル以上!?

BlogAds誌が30,079人のブログ読者を対象に
サーベイ調査を実施したそうで、面白い結果が
出ているので紹介 via MicroPersuasion

・79.3%の回答者は自分のブログを持っていない
 加えて75.5%が男性である
・マーケティング、広告及びPRの仕事に従事している
 人の割合はブログ読者のうち、わずか2%。
 一方、法律関係の仕事をしている人の割合は7.1%、
 企業経営者(CEO)は1.7%
・75.3%が「他で見つけられないニュースを探すため」
 にブログを読んでいる。
・72.4%がRSS経由でブログを読んでいない。
・92.1%はpodcastについて聞いたことが無い

その他、
・回答者の75%は30歳以上。
・回答者の43%が世帯所得は90,000ドル以上(!)
・情報収集のソースとして
 「“最も”有用」なメディアはブログ(50%)、
 「有用」と考えているのは新聞のオンライン版(38%)、
 「やや有用」なのが口コミ(47%)
・一日に読んでいるブログの数で最も多かったのが
 「5誌」(14.4%)、週平均だと「10誌」(16%)


詳しくはこちらにてどうぞ
posted by Yahnny at 21:55| Comment(2) | TrackBack(0) | マーケティング・PR | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年03月12日

ブログ全盛時代におけるPRの役割

Silicon Valley WatcherのTom Foremski氏は
3月8日のエントリにて
ブログ全盛時代におけるPRの役割について
全二回で論じています。

今回はその一回目ということで、サマリーを以下に紹介します。
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If a Blogger Blogs in the Blogosphere...

ブログというメディアが登場したことにより、
誰でもジャーナリストになることができるようになった。

そして、いまや数百万の人々がブログを開設しており、
これまで既存のメディアが所有していた、社会・市場に対する
パワーに対して少なからず影響を与えるようになってきている。

このような時代において、これまで既存のメディアを対象に
PR活動を行ってきたPR会社や企業の広報部は
今後どのように対応していけばよいのか?

これまでは、ジャーナリストの名前、勤務先、担当業界、
影響力、読者の属性などを調べることは容易だった。
そのため、PR会社の人間がプレスリリース、プレスイベントの
開催、記者への売り込みなどによって、ジャーナリストに
攻勢をかけ、関係を築くことも容易だった。

つまり、ジャーナリストとコンタクトを取れば取るほど
メディアに露出する機会が多く、メディアを通して伝えたい
メッセージをアピールする機会が多かったのである。

しかし、今後ブログが隆盛を極めていくなかで
ブロガーも含めた、影響力を持っているジャーナリストに
対して、(既存のPRの手法を適用するならば)
非常に多くの労力を費やさなくてはならなくなるだろう。

例えば、マイクロソフトが主要クライアントであるPR会社
Waggoner Edstromなどは、極めて綿密にメディアキャンペーンを
企画するようになるだろう。どのジャーナリストはOKで、
どのジャーナリストがNGか、彼らが全て決めることになる。
そして、読者に対して彼らにとって望ましい視点でリポートしている
BusinessWeekなどの雑誌のニセの見出し(訳者注:ブログのこと)
さえでっちあげるようになる。

ただ、彼らが望むのは、バラ色の超ポジティブなストーリーではなく
バランスのとれた、中立で“やや”ポジティブなストーリーである。
なぜなら(ブログ全盛時代においては)バランスのとれた、ややポジティブな
ストーリーに重点が置かれるからである。読者はジャーナリストが
好意的な意見だけでなく、反対の側面まで提供してくれることを望んでいる。
(実際は、大半がネガティブな意見を通して語られることが多いが)

それでは、そのような高度に綿密なメディア“コントロール”を
どうやってブロガー達に行うことができるだろうか?
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第二回のエントリは、また追ってご紹介します。
posted by Yahnny at 01:10| Comment(1) | TrackBack(0) | マーケティング・PR | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年03月11日

ブログ専門コンサルティング会社リンク集

先日、著名なPRブロガーを集めて設立された
ブログ専門コンサルティング会社「Blogging Planet」の紹介
をしましたが、以下はブログ関連のコンサルティングサービスを
やっている会社・コンサルタントのリンク集。

■Resources/BizBlogConsultants(TheNewPR/Wiki)

各社が具体的にどのようなサービスをやっているのか、
あとで見てみたいと思います。
posted by Yahnny at 12:58| Comment(0) | TrackBack(0) | マーケティング・PR | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年03月10日

Eメールマーケティング=もう限界?

3月9日のDMNews誌の記事によれば、
昨日開催されたBigfoot社主催のEメールマーケティングサミットにて、
Forrester Research社のアナリストJim Nail氏は
「現行のEメールマーケティング手法は限界に達した」
と述べた。

Forrester Research社の調査によれば
メールマガジンを少なくとも1誌購読しているユーザーの割合は
78%と、2003年から変わっていない。

しかし、今までメルマガを購読したことがないユーザーの86%は、
今後もメルマガを購読するつもりはなく、また、メルマガ購読者の
45%も、今後これ以上メルマガを購読するつもりはない、
と述べている。

Jim Nail氏によれば、ユーザーは広告メールが来ることに対して
うんざりしており、なおかつメールを広告を配信する側の問題として
「パーミッションの拡大解釈が横行している」、と延べ
たとえば、Nail氏がショッピングサイトで奥さんへのプレゼントとして
手袋を購入するや、メルマガの購読申し込みをしていないのに
「Eメールが山のように来た」とのこと。

事実、ユーザーがメルマガ購読申し込みをする際に
通常、企業側が顧客情報の機密保持を約束しているが
大半のユーザー(77%)は、それを信じていない、
という調査結果が出ているという。

ソース:Forrester's Nail: Current E-Mail Practices Hitting Plateau(DMNews)
posted by Yahnny at 18:37| Comment(0) | TrackBack(0) | マーケティング・PR | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「服従ニワトリ」は果たして収益に繋がったのか?

以前紹介した、バーガーキングによるオンライン口コミキャンペーン
「Subservient Chicken」(服従ニワトリ)は、昨年4月にサイト開設以来、
75万人のユニークユーザー、1,700万アクセスを記録し、
確かにネット上で話題にはなったけれども、果たしてそれが
「肝心の収益に繋がったのか?」という点について
Adweek 誌が検証記事を掲載している。

記事より一部抜粋:
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バーガーキングのマーケティング担当者によれば
「キャンペーン商品のTenderCrispバーガーを発売した一ヵ月後、
売上げは週平均9%向上した。以来、TenderCrispバーガーの認知度は
二桁成長を遂げ、売上げは飛躍的に向上した。そしてTenderCrispバーガーの
売上げが、オリジナルのチキンバーガーの売上げを上回ってしまった。」
とのことである。

しかし、バーガーキングのフランチャイズオーナーの一人は、
「収益と広告の因果関係を証明するのは難しい」とコメントし、
このような極端にターゲットを絞ったやり方に懐疑的な見方をしている。

彼によれば「バーガーキング全体の収益が上がってきている状況で
TenderCrispバーガーの売上げは合理的に上がっているだけだ」と
述べている。


シカゴにあるTechnomic社のアナリスト、Ron Paul氏によれば、
バーガーキングは前年同期比で
10月:6.9%増、11月:9.1%増、12月:13.1%増、1月:14%増の
売上げを記録し、数百の店舗が倒産し閉鎖に追い込まれている
状況にも関わらず、
「明らかに収益回復モードに入っており、不況期は乗り越えた」と
述べている。

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記事中では、口コミキャンペーンと収益の因果関係について
結論が述べられていないのですが、結局「曖昧でよくわかりません」
ってことなんでしょうか??
posted by Yahnny at 18:33| Comment(2) | TrackBack(0) | マーケティング・PR | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年03月07日

Microsoft Officeキャンペーンは時代遅れ?

Microsoftは、既存のOfficeユーザーに
Office2003へのアップグレードを促す
マーケティングキャンペーンを開始した。

今回はオンライン・オフライン両方のメディアを利用し、
先史時代の恐竜をテーマにしたキャンペーンを展開しているが、
「Mirco Persuation」のSteve Rubel氏は
このキャンペーンを古臭い先史時代的なやり方だ、
と批判した上で、新たなアプローチ方法を提言している。

以下、サマリー:
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Microsoft 2003のキャンペーンにおいて、
blogやpodcast、RSSなど流行のマーケティング手法が
用いられておらず、いわゆる「対話マーケティング」
を行う機会を逃してしまっている。

MicrosoftがOffice97と2000のユーザーに対して
最新版のOffice2003にアップグレードさせるのは
非常に難しい。なぜなら、大半のユーザーは
Officeの機能をごく僅かしか利用しておらず、現状に
満足しているからである。

しかしMircrosoft社には、いまや1,200名以上の「社員blogger」がいる。
にも関わらず、彼らを活用しないのはもったいない。

例えば、下記のようなアプローチを取ることが出来たはずだ。

@「Office2003ファン」のbloggerを探し出し、彼らのblog上で
 Office 2003について語らせる

AOffice2000ユーザーとOffice2003ユーザーに対して
 どちらがより熱狂的なファンであるか、blogを通して
 ガチンコ(head-to-head)の議論をさせる

B500人のbloggerにOffice2003を無償で
 アップグレードさせる。

先史時代の古くさいやり方では、Office2003は売れない。
「対話的に」考えよ。Microsoftならできるはずだ。
なぜなら、Microsoftでは1,200名以上の社員bloggerが
毎日そうしているのだから。
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posted by Yahnny at 19:47| Comment(0) | TrackBack(0) | マーケティング・PR | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

PR会社の変容

3月6日のThe Detroit Newsでは、メディア及びマーケティング手法の変容
とともにPR会社のビジネスがどのように変わってきているか、
という記事を掲載。

記事サマリー:
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PR firm's work turns to multimedia efforts

米国最大の独立系PR会社Marx Layne社が1987年に設立されたとき、
新聞やTVニュースに記事が掲載されれば、クライアントは大喜びした。

しかし、18年後、Webサイトの登場、ケーブルTVのチャンネル数の増加、
雑誌の高セグメント化などにより、(PR会社が対象とする)メディアの
数が劇的に増えた。また、マーケティング手法もより高度化・細分化し、
現在効果的なPRキャンペーンをやろうと思ったら、DM、スペシャルイベント、
地域集会、ブランディング、Web製作、AVプレゼンテーション、フリーダイヤル
のコールセンター、等など様々な手法を駆使しなくてはならなくなったという。

「今後PR会社が競争に勝ち残っていくには、複雑化したマーケティングと
メディアを使いこなし、様々なターゲットにリーチできるようにしていかなく
てはならない」とはMark Layne 社共同経営者のMichael Layne氏。

一方で、これまでPRは広告の後塵を拝していたが
「いまやPRが企業のMarketing Mixを決定する重要なコアになってきている」

Layne氏と(同じく共同経営者の)Mark氏は、彼ら自身では
「もはや変化についていけない」と悟り、メディアから多くの人材を
雇用することで、コミュニケーション業界における急激な変化に
追いついてきたと言う。
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元記事: PR firm's work turns to multimedia efforts(The Detroit News)
posted by Yahnny at 19:45| Comment(0) | TrackBack(0) | マーケティング・PR | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

セス・ゴーディン新刊blog

今年5月に出版されるセス・ゴーディンの新刊
「All Marketers Are Liars」のblogが登場。

blogでは、書籍の付録とスペシャルニュースが
無料で閲覧できる。
posted by Yahnny at 19:42| Comment(0) | TrackBack(0) | マーケティング・PR | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

最近の「オンライン口コミキャンペーン」リンク集

以前紹介したSubservient Chickenや、MSN Foundなども含めて、
最近の口コミマーケティング手法を解説・リスト化。

■Why I Don't Entirely Hate Online Viral Marketing
(Fimoculous.com: Feeding On Itself)


よくまとまっていて、便利です。
posted by Yahnny at 19:40| Comment(0) | TrackBack(0) | マーケティング・PR | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Google ツールバーを糾弾するビデオ

先日リリースされたGoogleツールバーに追加された、
Webページにハイパーリンクを挿入するAutoLink機能が
オンラインの「言論の自由」への脅威だとして
激しく糾弾しています。

■Google Pollutes Links Stream With Evil Precedent For Market Censorship
(BetterBadNews)
posted by Yahnny at 09:26| Comment(0) | TrackBack(0) | マーケティング・PR | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

blogは「言論の自由」で保護されるのか?

Apple社の内部情報を暴露した3つのblog(PowerPageApple InsiderThink Secret
に対してApple Computerが起した訴訟に関し、3月3日、Santa Clara County最高裁は
Apple社の請求を認める判決を言い渡した。

Apple側の請求は
「彼らのblogにて、未発表のApple社製品情報を公開した
記事に関し、そのソースを開示せよ」というものである。

今回の争点は米国憲法第一条において
「ジャーナリズムに対して言論の自由を認める」とあるが、
果たしてblogはジャーナリズムとして認められるのか?
というもので、今回の判決に関しては

「Webサイトは合法的な報道機関ではないため、
言論の自由によって認められない。」
In court filings the company argued that the Web sites were not protected
by free speech because they are not legitimate members of the press.

という理由でApple側の請求を認める形となった。


ただし、Forbes誌の記事によれば、
問題となるのは急速に変わりつつある「ジャーナリズム」の定義である。
新聞やTV報道、雑誌といった印刷媒体のような“伝統的な”メディアは
Web上の「新しい」メディアによって取って代わられてきている。

とりわけ昨今ブームとなっており、誰でも言いたいことが
言えるblogに関しては、ジャーナリズムの形態を大きく
変えていく可能性を持っている。

また、もしAppleの主張がまかり通るのであれば、
例えばSalon.comやSlate、CNet等、有名な
オンラインマガジンまでも言論の自由によって
保護されなくなってしまうのではないか?
と危惧している。
posted by Yahnny at 00:09| Comment(0) | TrackBack(0) | マーケティング・PR | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Blog専門コンサルティング会社設立ブーム

PR業界のスター・Steve Rubel氏がCooper Katz社内に設立した
blogコンサルティングサービス「Micro Persuation」に引き続き、
3月1日より、PR blogの有名人Elizabeth AlbrychtChristophe Ducamp
Guillaume du GardierNevile Hobsonらがblogやwiki、RSS、podcastなどを
新しいコミュニケーションツールとして、企業へのコンサルテーションを
行う「Blogging Planet」を設立した。

プレスリリースからの紹介文
Blogging Planet, an alliance of internationally recognized practitioners in participatory communications based in Paris, France and Amsterdam, The Netherlands, provides counsel and training to organizations in Europe and the United States on how to effectively adopt new communications tools, such as blogging, wikis, RSS feeds, podcasts, and more for a wide variety of corporate functions, including corporate communications, marketing, public relations, employee communications and investor relations.

blogが儲かると目を付けたら、動きが速いですね。日本でも早かれ遅かれ、こういうサービスが出てくるでしょう。


一方で、90年代後半のITバブルにホームページ製作会社Razorfishなどが隆盛を極め、やがてバブルの崩壊と共に消え去ったのと同じように、blogブームの終焉と共に消え去るだろう、と見る向きもあります。

a site of my former selfのShel Holtz氏によれば
I can’t help but remembering Razorfish and all the other Web development companies that littered the dot-com landscape in the mid-1990s. They focused exclusively on the Web, they charged huge fees, they attracted top-tier clients...and most of them are gone. Those that aren’t are significantly smaller than they were in their heydey.

主張の根拠としては、web製作もblogも、あくまでコミュニケーション活動の一つであり、他のオンライン・オフライン含めた全体的なマーケティング活動の中で捉えるべきである。ゆえに、「blogだけ」「webだけ」を取り扱ったコミュニケーションコンサルティングサービスなど意味がない、とのこと。確かにおっしゃる通り。
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2005年03月06日

blogを取り上げたニュース?映像

Comedy CentralのTV番組「Jon Stewart's Daily Show」では
風刺の効いたコメディタッチでblogブームを取り上げています。

http://homepage.mac.com/onegoodmove/movies/ds021605bloggers.html

というか、ものすごいバカにしてますね(笑)
posted by Yahnny at 23:54| Comment(0) | TrackBack(0) | マーケティング・PR | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ビジネスにおけるblogの効用(WSJ翻訳)

3月1日のThe Wall Street Journalでは、ビジネスにおけるblogの効用について、
特集記事を掲載。非常に面白かったので全文翻訳記事をアップします。


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Blogs Keep Internet Customers Coming Back


サンフランシスコにあるDVDレンタルショップGreenCine社が2年前にオンライン雑誌
を立ち上げたとき、彼らが期待していたのは、映画批評や映画祭のレポート、映画制
作者のインタビューなどにより映画ファンが活気付き、固定客に新作映画をアピール
でき、新規顧客を増やすことだった。

それは効を奏し、その会社のblog「GreenCine Daily」はGreenCine社のWebサイトの
アクセス数の20倍=月間100万アクセスを記録するようになった。さらに、2人のblog
ライターによって批評された映画は顧客の間で奪い合いになった。マーケティング活
動をほとんどしていなかったにも関わらず、メンバー数と売上げは前年の2倍になっ
た。

blogがビジネスツールになる時代がやってきたのである。

Pew Internet & American Life Projectによると、現在、約8万人のアメリカ人が
blogを発行しており、32万人がそれらを購読しているという。公開日記として始まっ
たblogが、いまやオンラインビジネス戦略の重要なツールになっている。なぜなら、
blogはユーザー同士のプライベートなコミュニケーションを可能にし、定期的に企業
のWebサイトに訪問させることができるからである。

■新たなチャネル

規模の大小に関わらず、どの企業でもblogは利用できるが、なかでも中小企業が一番
blogを活用できるだろう。なぜならblogは名の知れない中小企業の名前を認知させる
ことができ、(blog以外で)普通に製品やサービスを売っていたならば得られないよ
うな、多くのユーザーを集めるチャンスを提供してくれるからだ。

Forrester Research社のCharlene Lee氏は「マーケティングというより、これは新た
なコミュニケーションの方法だ」と述べる。他の出版物と同様、過剰な商業主義を避
け、付加価値があり、かつ信頼性のあるコンテンツを提供するならば、blogは最も多
くのユーザーを引き付けることができる。

同様にblogは、伝統的なオンラインマーケティング戦略(例えば面白みが無く、会社
案内のようなWebサイト、或いはスパムフィルターでブロックされてしまう可能性が
あるメールマガジンの発行)よりも効果的だと思われる。

■訪問者の増加

blogを始めれば、Webサイトの訪問者を数ヶ月以内に飛躍的に増加させることができ
る。この理由はサーチエンジンブームによるところが大きい。クオリティーが高い
blogは、他のWebサイトがこぞってリンクするため、検索結果で上位に上がりやすい
傾向がある。Googleのような検索エンジンは、このようなリンクを「人気投票」とし
て捉え、検索順位を決定するためのツールとして利用している。

また他の企業同様、GreenCine社もReally Simple Syndicaton、通称RSSと呼ばれる技
術を使って、自社のblogを他のサイトと「同期化」することにより、自社のblog以外
のユーザーからのアクセスを増やしている。

■アドバイスを提供できる魅力

blogによる実際の収益面での効果を計測するのは難しいが、多くの中小企業経営者は
blogを「ユーザーにアドバイスを提供する」もしくは「その分野における権威として
名声を築く」ためにblogを利用している。

例えば、ワイン業界専門のPR会社Wark Communications社の経営者、Tom Wark氏は
分のblog
にて、ワインに関連する様々なトピックについて論評しているが「昨年の11
月にblogを始めて以来、アクセス数は着実に増え続け、1日200件〜300件のアクセス
を記録、自社のWebサイトのアクセス数の2倍に達した」と述べている。

収益面での効果は計測できないが、彼のもとにはblogの読者である業界関係者やワイ
ン愛好者から日々たくさんのメールが届いている。彼曰く「この3ヵ月で、過去1年半
を超える数の見込み客にコンタクトすることができた」。

また、自動車の改造業者Red Line Performance & Restorationの経営者であり、自称
"hot rod"と名乗るDavid C.Atkin氏は、中古のコルベット、ムスタング、カマロの改
造をテーマにblogを書いている。Atkin氏は3ヶ月前にblogをスタートし、現在では、
自社のWebサイトのアクセス数の2倍=1日約300人の訪問者があると言う。「今のとこ
ろblogによって新規顧客を獲得したことはないが、やがて年間で1件〜2件(※)の売
上げに繋がるだろう」、と彼は述べている。

※ちなみにこの業界では、1件の仕事の報酬が40,000ドル〜50,000ドルにも上るた
め、年間2件の売上げは好況を意味する

■インタラクティブ性

さらに、企業によるblogの利用法としては、blog上で訪問者が発言することができる
「コメント機能」を使って顧客との直接の対話ができる、ということが挙げられる。

大別して
@混乱の回避や、コメントへの返信が面倒、という理由で訪問者のコメントを選別し
て掲載したり編集したり企業
Aコメントの編集をせずそのまま掲載している企業
とに分かれる。

New Yorkでオンラインマガジンとお見合いサイトを運営しているNerve.com社では、
昨年の5月より、6人の参加者にblogを利用させ、彼らを対象に検閲ナシ・Reality TV
スタイルの「書き込みコンテスト」を開始した。コンテストの参加bloggerは「オン
ラインお見合いの終焉」「競合サイトを通じてアレンジされたお見合い」といった
様々なテーマに関してエントリーをし、(読者がコメントを書く)feedbackコーナー
を盛り上げる。

「愛を巡る“真実”の悲喜劇はアクセス数を吊り上げ、昨年5月にコンテストを開始
以来、売上げが50%増加した」と、CEOのRufus Griscom氏は述べている。

「編集ナシのfeedbackは、あなたの会社の美しい製品が人々によって“落書きされ
る”ことに等しい」とGriscom氏はおどける。しかし「我々が、読者に対して(コメ
ントを通して)自由におどけたり、誠実になったり、考察的になったりする機会を与
えれば、その結果は必ず面白いものになる」と言っている。

■専門的なPR手法は使わないこと

これまで数々の中小企業に対してオンラインマガジンの開設支援を行ってきたWigley
and Associates社の"blogコーチ"Griff Wigley氏によれば、「読者を増やすために、
blogはクールであったり、唱導的であったり、面白かったりする必要は無い」。しか
し、「"本物"であり、有益な情報を提供しなくてはならない」。顧客との関係を構築
するためには、blogger個人の顔が見える「パーソナルタッチ」が重要、とりわけ中
小企業や地域のコミュニティーなどにとって非常に重要である。

逆に、作者の顔が見えず、大企業で作られていると思われるようであれば、信頼性を
築くことは難しいだろう。

「もしあなたが(大企業が使うような専門的な)PR技術を取り入れようとするなら、
読者を失うだろう。なぜなら読者は、それが本当のあなたではないことを知っている
からだ」

■パーソナリティーが重要

New Yorkのネット広告代理店DoubleClick社のresearch manager兼blog expertである
Rick E.Bruner氏は「パーソナリティーは人々を引きつける重要な要因の一つだ。」
と述べる。彼自身、blogのビジネス活用法をテーマとしたblogを開設しており、企業
には注意深くbloggerを選ぶようアドバイスしている。

ヨーグルトメーカーのStoneyfield FarmのWebサイトにある5つのblogのうち最も人気
があるblog"The Bovine Bugle"では、Stoneyfield Farmで使用しているオーガニック
ミルクの供給業者の一つHowmars family farmの日常生活が綴られている。オーナー
のJonathan Gates氏は、子牛用の水飲タンクにできた氷を壊した話や、新たな子牛が
生まれてワクチンを注射した話などを、彼のレポートと共に写真付きで紹介してい
る。

「彼はStoneyfieldの宣伝すらしてない。たとえ宣伝したとしても気にかけないだろ
う」とはStoneyfield Farm CEOのGary Hirshberg氏。彼は、昨年Howard Deanの大統
領選にかかわり、blogが信頼関係や忠誠心を築くのに効果的であることを目の当たり
にした後、自社のWebサイトで複数のblogを立ち上げることを決めた。

■消費者との“接点”

「Blogは、我々が消費者と繋がることができ、いわば消費者との接点を強めることが
できる手法の一つだ」とHirshberg氏は言う。

Hirshberg氏は「従業員数245人の会社で、blogがどれだけの収益に貢献するのかわか
らない」と述べる。しかし、小額のマーケティング予算にも関わらず、売上げは過去
11年間で年間平均23%向上し、Stoneyfieldは、Danon社の「Danon」 と General
Millsの「Yoplait」に続き、第三位のヨーグルトブランドになった。彼は「普通とは
違ったこと」を進んでやってきたからだ、と評価する。

blogを通じたコミュニケーションは、「あなたの家のキッチンに座っている誰かと同
じぐらい親密で個人的なもの」とHirshberg氏は述べる。「そのような対話をするこ
とができることが、blogの大きな特典だ」。


元記事:Blogs Keep Internet Customers Coming Back
posted by Yahnny at 23:52| Comment(0) | TrackBack(1) | マーケティング・PR | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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